青林書院



医療訴訟


専門訴訟大系


医療訴訟
 
編・著者小山 稔・西口 元 編集代表 塩谷國昭・鈴木利廣・山下洋一郎 編
判 型A5
ページ数316
税込価格3,348円(本体価格:3,100円)
発行年月2007年07月
ISBN978-4-417-01441-6
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■解説
法律実務家を対象とした医療過誤訴訟を取り扱った数少ない専門書。

基本的かつ実践的なテーマ、訟務を踏まえた実体法上の諸問題、訴訟法の諸問題を立体的で具体的に構成する。

患者側の代理人として多くの訴訟を担当した弁護士、病院・医師側の代理人として多くの訴訟活動を行ってきた弁護士、医療過誤訴訟を担当した判事の方々がそれぞれの立場を踏まえて執筆。

医療従事者の立場から、医療の現場の実情や医療事故を防ぐ対策等の解説も詳述。

ISBN978-4-417-01441-6

書籍説明PDF

〔編集代表〕
小山 稔(立教大学法科大学院教授・弁護士)
西口 元(東京高等裁判所判事)

〔編 集 者〕
塩谷國昭(弁護士)
鈴木利廣(明治大学法科大学院教授・弁護士)
山下洋一郎(弁護士)

〔執 筆 者(執筆順)〕
鈴木利廣(明治大学法科大学院教授・弁護士)
石井麦生(弁護士)
安東宏三(弁護士)
長谷川史美(弁護士)
山下洋一郎(弁護士)
大森夏織(弁護士)
五十嵐裕美(弁護士)
柴崎伸一郎(弁護士)
松井菜採(弁護士)
桑原博道(順天堂大学客員准教授・弁護士)
西口 元(東京高等裁判所判事)
草薙一郎(弁護士)
安原幸彦(弁護士)
西内 岳(慶應義塾大学法学部講師・弁護士)
佐藤哲治(東京地方裁判所判事)
平井愛山(千葉県立東金病院院長)
神田知江美(小児科医・早稲田大学法科大学院)

■書籍内容
■ 目 次

第1章 医療訴訟の意義と特徴

 ■はじめに

 I  医療事故・過誤の実情
 II 近年の医療安全対策
 III 被害者の願いは何か
 IV 医療過誤訴訟の歴史と特徴
 V  医療過誤訴訟の近未来

第2章 実体法関係

 ■1 過 失 論

 I  はじめに
 II 注意義務と過失
 III 過失の有無は誰を基準に判断されるのか
 IV 過失判断の基準時
 V  過失の基準となる「医療水準」
 VI 過失各論
 VII 医療訴訟における過失の認定

 ■2 因果関係

 I  因果関係論の基礎知識
 II 医療過誤訴訟法における因果関係論
 III 因果関係の困難性に対する実務のチャレ
   ンジ
 IV 新たな判例理論の登場
 V  その他の関連論点

 ■3 説明義務

 I  はじめに
 II 説明義務の法的根拠とその種類
 III 説明義務の判断基準
 IV 説明すべき内容
 V  説明義務の軽減・加重を認めるべき場合
   があるか
 VI 説明義務と損害
 VII 最近の最高裁判決の分析

 ■4 患者の義務

 I  はじめに
 II 診療報酬支払義務
 III 診療協力義務
 IV 違反の法的効果
 V  代理人の訴訟活動

 ■5 損害

 I  損害とは
 II 人身損害賠償の実務における損害算定
 III 医療訴訟における問題点

 ■6 責任の競合

 I  各責任者の責任原因
 II 責任の競合
 III 責任形態
 IV 医療過誤事件における責任の競合の判例
 V  被告の選択


第3章 訴訟法関係

 ■1 訴え提起前の活動

[1] 医師側から
 I  事情聴取
 II 医療機関による調査との関係
 III 証拠保全への対応
 IV 患者等に対する説明
 V  賠償責任保険
 VI 医事紛争処理委員会
 VII 方針の決定

[2] 患者側から
 I  はじめに
 II 依頼者からの事情聴取
 III 調査受任
 IV 診療記録の入手・分析
 V  医学文献の調査
 VI 協力医の助言
 VII 相手方医療機関に対する求説明
 VIII 方針の決定
 IX 提訴前の交渉手続等

 ■2 争点整理の実情と課題

 I  医療訴訟における争点整理の位置づけ
 II 争点整理の実情
 III 争点整理の課題
 IV 争点整理の展望

   《患者側コメント》
 I  争点整理の出発点
 II 責任論の骨組み
 III 証拠の整理
 IV 原告代理人の姿勢

   《裁判官コメント》
 I  はじめに
 II 医事関係訴訟における争点整理の実務
 III 争点整理の課題

 ■3 専門委員の機能と役割

 I  専門知識導入の必要性とその方法
 II 専門委員制度導入の趣旨
 III 専門委員をめぐる二つの潮流
 IV 専門委員の役割と機能
 V  今後の課題

 ■4 証拠調べ手続

 I  はじめに
 II 書証の提出
 III 文書送付嘱託
 IV 調査嘱託
 V  鑑  定
 VI 証人尋問
 VII 当事者尋問


 ■5 医師・医療機関の証人に対する証人尋問

 I  はじめに
 II 反対尋問とは
 III 医師尋問までの審理
 IV 医療側証人の特徴
 V  尋問の実際

 ■6 鑑定の実情と課題
 
 I  はじめに
 II 鑑定の意義と手続
 III 鑑定意見の評価
 IV 鑑定手続の課題

   《患者側コメント》
 I  医療過誤訴訟における鑑定の問題点
 II 鑑定の中立性と信頼性
 III 鑑定結果の評価基準
 IV 鑑定人質問について
 V  カンファレンス鑑定の運用について
 VI 鑑定の採否基準
 VII まとめに代えて

   《医師側コメント》
 I  はじめに
 II 鑑定人確保のための改善策
 III 実務上の留意点
 IV 今後の課題

 ■7 カンファレンス鑑定

 I  カンファレンス鑑定の意義、開始の経緯
 II カンファレンス鑑定の概要
 III カンファレンス鑑定の法的性質
 IV カンファレンス鑑定の特徴(長所・問題点)
 V  カンファレンス鑑定と他の鑑定方式の比較
 VI 今 後

第4章 医療訴訟と医療事故・過誤の再発防止

 ■医療従事者から

 I  はじめに
 II 医療を取り巻く環境と医療安全体制の確立
   に向けての第一歩
 III 医療安全体制の確立に関わる基本的な事項
 IV 医療事故・医療過誤発生時の対応について
   : 千葉県立東金病院の事例から
 V  医療事故の分析と事故防止体制の確立へ
   の取り組み
 VI 皆で支える医療事故防止に向けて

 ■医療専門用語の解説
 
 第1 医師の養成制度
 第2 診療体制
 第3 医療慣用語
 第4 専門用語

判例索引

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