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最新判例知財法


最新判例知財法
 
編・著者小松陽一郎先生還暦記念論文集刊行会 編
判 型A5
ページ数886
税込価格17,280円(本体価格:16,000円)
発行年月2008年05月
ISBN978-4-417-01453-9
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■解説
知的財産法の最近の重要判例を広範囲に58編もの論文を掲載

小松陽一郎先生還暦記念論文集刊行会 編 

発起人◆
板倉集一・伊原友己・岩坪 哲・木村圭二郎・久世勝之・白波瀬文夫・
諏訪野 大・谷口由記・平野和宏・平野惠稔・松村信夫・松本 司・
松本好史・溝上哲也・三山峻司・宮脇正晴 (五十音順)

事務局◆
平野和宏・池下利男・福田あやこ

執筆者一覧◆
小谷昌崇・谷口由記・松本 司・中野睦子・尾近正幸・牧野知彦・
辻村和彦・伊原友己・田中成志・美勢克彦・村林隆一・尾崎英男・
愛知靖之・岩坪 哲・古谷栄男・岩谷敏昭・藤井 淳・神谷惠理子・
平野惠稔・井上裕史・近藤惠嗣・室谷和彦・白波瀬文夫・塚田章人・
和田宏徳・島並 良・木村圭二郎・北岡弘章・福田あやこ・久世勝之・
井場 康孝・井上周一・松村信夫・溝上哲也・宮脇正晴・井口喜久治・
村田秀人・板倉集一・辻本希世士・平野和宏・三山峻司・池下利男・
竹田千穂・塩田千恵子・伊藤 真・坂本 優・山本隆司=井奈波朋子・
諏訪野 大・重冨貴光・茶園成樹・山田 徹・森本 純・寺田明日香・
山下英久・近藤剛史・西迫文夫・松本好史・藤川義人 (執筆順)


ISBN978-4-417-01453-9

■書籍内容
目   次


お祝いの言葉
凡  例


┌──────────────────────────────────────┐
│ 第1章 特 許 法 │
└──────────────────────────────────────┘
1 特許発明の効果の捉え方,及び数値限定発明
  ……………………………………………………………………………小谷 昌崇 /  3
[事件名等] …秡音型ルーバ用フィン事件
      ◆(神18年6月28日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)第10702号 審決取消請求事件
      ぁ“愁1223号257頁
      ァ’容
[キーワード]効果の記載/構成要件毎の効果/設計的事項/数値限定/臨界的意義

2 進歩性欠如の特許無効理由により特許権の行使は制限されるとした事例
谷口 由記 / 16
[事件名等] |羔糸膜濾過装置事件
      ◆(神18年3月27日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第10005号 損害賠償請求控訴事件
        (第1審:東京地裁平成14年(ワ)第2473号,平成15年7月30日判決)
      ぁ“住1939号98頁
      ァ々義粉却(確定)
[キーワード]無効理由/進歩性/権利行使制限

3 進歩性の判断――動機づけの判断
松本  司 / 35
[事件名等] 〇耆嬶犲永盟置事件
      ◆(神18年6月29日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)第10490号 審決取消請求事件
      ぁ“愁1229号306頁
      ァ\禅畴容(確定)
[キーワード]進歩性/発明の要旨/審査基準/設計事項/動機づけ/技術分野

4 特許権の存続期間延長に関する特許法67条の3第1項1号の解釈
中野 睦子 / 52
[事件名等] .灰鵐咼咼訃事件
      ◆(神17年5月30日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)10012号 審決取消請求事件
      ぁ“住1919号137頁
      ァヾ却(確定)
[キーワード]特許権の存続期間の延長/特許法67条の3第1項1号/薬事法の製造承認/
存続期間延長後の特許権の効力(特許法68条の2)/コンビビル錠

5 職務発明の対価請求
尾近 正幸 / 66
[事件名等] .ス栓事件
      ◆(神17年7月21日大阪地裁判決
       平成16年(ワ)第10514号 職務発明の対価等請求事件
      ぁ.縫紂璽絞神18年4月17日号(No.11753)
      ァ^貮認容・確定
[キーワード]職務発明/対価/実施料

6 外国の特許を受ける権利の承継対価について特許法35条が類推適用された事例
牧野 知彦 / 77
[事件名等] ‘立製作所事件
      ◆(神18年10月17日最高裁第三小法廷判決
       平成16年(受)第781号 補償金請求事件
      ぁ〔噂60巻8号2853頁,判時1951号35頁
      ァ‐綛雋却
[キーワード]外国の特許を受ける権利/特許法35条/準拠法/類推適用

7 コスト削減発明における職務発明の対価の算出例
辻村 和彦 / 92
[事件名等] ー昭以級装置事件
      ◆(神18年2月21日大阪地裁判決,平成19年1月25日知財高裁判決
       平成16年(ワ)第13073号 職務発明の対価請求事件
        平成18年(ネ)第10025号 職務発明の対価請求控訴事件
      ぁ“塾秉弧づ从棔裁判所ホームページ
      ァ^貮認容・控訴棄却・確定
[キーワード]職務発明/独占の利益/コスト削減/利用発明

8 特許発明の技術的範囲の確定(広すぎるクレーム)
伊原 友己 / 104
[事件名等] /涎蘇充装置及び方法事件
      ◆(神18年9月28日知財高裁判決
       平成18年(ネ)第10007号 損害賠償請求控訴事件[裁判所ホームページ]
        原審・平成17年12月27日東京地裁判決(平成15年(ワ)第23079号 損害賠償請求事件)
      ぁ“住1939号120頁
      ァ\禅甦却,控訴棄却
[キーワード]技術的範囲/発明の要旨/広すぎるクレーム/機能的クレーム/開示要件/サポート要件/
実施可能要件/権利行使制限の抗弁/立証責任

9 特許請求の範囲の記載の解釈
田中 成志 / 127
[事件名等] \限旅睚子事件
      ◆(神15年2月6日東京地裁判決,平成16年2月27日東京高裁判決
       東京地裁平成13年(ワ)第21278号事件,東京高裁平成15年(ネ)第1223号事件
      ぁ〔噂59巻5号1127頁,判時1870号84頁
      ァ‖茖運魁Ю禅甦却,控訴審:請求認容
[キーワード]特許請求の範囲/特許明細書

10 特許法102条1項の趣旨と但書において考慮されるべき事情
美勢 克彦 / 148
[事件名等] .┘◆璽泪奪機璽元〇件
      ◆(神18年9月25日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第10047号 特許権侵害差止等請求控訴事件
        原判決:平成15年3月26日東京地裁判決(平成13年(ワ)第3485号)
      ぁ“愁1135号262頁,判時1837号101頁
      ァ仝業酬菠儿后Π貮認容
[キーワード]特許法102条1項・3項/104条の3第1項/推定/販売することができないとする事情/
民法709条/逸失利益

11 特許法104条の3第1項における「当該特許が特許無効審判により無効にされるべきものと認められるとき」
の意義 村林 隆一 / 166
[事件名等] “汰ロボット事件
      ◆(神19年2月27日東京地裁判決
       平成15年(ワ)第16924号
      ぁ.縫紂璽No.12130,12131
      ァ/碍莠莨蛋幣戮話虜盥盧枴神18年(行ケ)第10421号,同19年9月12日判決,
ニュースNo.12159)
[キーワード]特許無効の抗弁〔権利行使の制限〕

12 レンズ付きフィルムユニット事件第1審判決
尾崎 英男 / 178
[事件名等] .譽鵐塞佞フィルムユニット事件第1審
      ◆(神19年4月24日東京地裁民事第46部判決
       平成17年(ワ)第15327号 損害賠償請求事件
        平成18年(ワ)第26520号 承継参加申立事件
      ぁ〆枷十螢曄璽爛據璽
      ァ\禅甍貮認容
[キーワード]消尽の原則/大合議判決/知財高裁平成18年1月31日大合議判決/リサイクル品/
レンズ付きフィルムユニット

13 特許製品の再利用行為に対する権利行使の可否
愛知 靖之 / 185
[事件名等] .螢汽ぅルインクタンク事件
      ◆(神18年1月31日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第10021号 特許権侵害差止請求控訴事件
      ぁ“住1922号30頁,判タ1200号90頁
      ァー莨端判・上告
[キーワード]消尽/リサイクル/物の発明/方法の発明

14 特許法101条2号における「その発明の課題解決に不可欠なもの」の認定
岩坪  哲 / 201
[事件名等] .廛螢鵐抜霹銚把螢リップ事件
      ◆(神16年4月23日東京地裁判決
       平成14年(ワ)第6035号 特許権侵害差止等請求事件
      ぁ“住1892号89頁
      ァ 奮猟蝓
[キーワード]中性品間接侵害/発明の課題解決に不可欠なもの

15 ソフトウェア特許における間接侵害
古谷 栄男 / 213
[事件名等] ^貘析沙件
      ◆(神17年9月30日知財高裁判決
       平成17年(ネ)10040号 特許権侵害差止請求控訴事件
      ぁ“住1904号47頁,判タ1188号191頁
      ァ仝業酬莠莨叩請求棄却・確定
[キーワード]間接侵害/ソフトウェア/生産/発明による課題の解決に不可欠なもの/
日本国内において広く一般に流通しているもの/時機に後れた攻撃防御方法/権利行使の制限

16 専用実施権を設定した特許権者による差止請求の可否
岩谷 敏昭 / 227
[事件名等] \限旅睚子―リガンド分子事件
      ◆(神17年6月17日最高裁第二小法廷判決
       平成16年(受)第997号 特許権侵害差止請求事件
      ぁ〔噂59巻5号1074頁,判時1900号139頁,判タ1183号208頁,
金商1232号37頁
      ァ‐綛雋却(請求認容・確定)
        第1審:東京地判平成15年2月6日,平成11年(ワ)第23013号
        判時1870号107頁,請求棄却
        第2審:東京高判平成16年2月27日,平成15年(ネ)第1223号
        判時1870号84頁,原判決破棄・自判(請求認容)
[キーワード]専用実施権/差止請求/間接侵害/権利濫用の抗弁

17 パラメータ発明におけるサポート要件の充足性
藤井  淳 / 236
[事件名等] (亳フィルムの製造法事件
      ◆(神17年11月11日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)第10042号 特許取消決定取消請求事件
      ぁ“住1911号48頁,判タ1192号164頁
      ァ\禅甦却
[キーワード]パラメータ発明/サポート要件/記載要件/実験データ/実施例

18 剤型に特徴を有する特許権の存続期間延長登録要件の判断
神谷 惠理子 / 252
[事件名等] ヾ竈流・洗浄液バッグ包装体事件
      ◆(神17年11月16日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)第10184号 延長登録拒絶審決取消請求事件
      ぁ“愁1208号292頁
      ァ\禅甦却・確定
[キーワード]特許権の存続期間の延長制度/延長登録の要件/処分を受けた物/有効成分/剤型

19 後に無効となった特許に基づく仮処分を行った特許権者の責任
平野 惠稔 / 265
[事件名等] \醜櫂疋∪渋な法(中間判決)事件
      ◆(神16年10月15日大阪高裁中間判決
       平成16年(ネ)第648号 損害賠償請求控訴事件
      ぁ“住1912号107頁,判タ1188号313頁
      ァ|羇嵌酬茵焚畆困鯣歡蠅靴晋郷海糧獣任鯤い后法終局判決は一部認容・一部棄却/
上告(取り下げ)・上告受理申立(不受理決定)
[キーワード]仮処分/無効審決/不法行為/過失の推定/特段の事情

20 審決取消訴訟の係属中に訂正審決が確定した場合の審決取消訴訟の帰趨
井上 裕史 / 280
[事件名等] .リーニングファブリック事件
      ◆(神17年10月18日最高裁判決
       平成17年(行ヒ)第106号 審決取消請求事件
      ぁ“愁1197号114頁,判時1914号123頁,裁時1398号427頁
      ァ’亡・自判
[キーワード]訂正/減縮/確定/取消訴訟/訴訟費用

21 外国特許権に基づく差止請求権不存在確認等請求訴訟
近藤 惠嗣 / 295
[事件名等] .汽鵐敢住件
      ◆(神15年10月16日東京地裁判決
       平成14年(ワ)第1943号 営業誹謗行為差止等請求事件
      ぁ“住1874号23頁,判タ1151号109頁
      ァ^貮認容,一部却下,一部棄却・確定
[キーワード]外国特許権/差止請求権不存在確認/国際裁判管轄/確認の利益/準拠法

┌──────────────────────────────────────┐
│ 第2章 意 匠 法 │
└──────────────────────────────────────┘
22 肉眼によって認識できない形状等を意匠登録できる場合
室谷 和彦 / 313
[事件名等] .灰優ター接続端子事件
      ◆(神18年3月31日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)第10679号 審決取消請求事件
      ぁ“住1929号84頁,知管2007年2月号269頁
      ァ\禅甦却
[キーワード]微小な物品/視覚を通じて美感を起こさせるもの/肉眼によって認識/拡大して観察/
取引の通常の状態

23 意匠に係る物品の類否及び部分意匠侵害における損害認定
白波瀬 文夫 / 326
[事件名等] _従冤僖僖媚件
      ◆(神17年12月15日大阪地裁判決
       平成16年(ワ)第6262号 実用新案権侵害差止等請求事件
      ぁ“住1936号155頁
      ァ^貮認容・控訴(棄却)
[キーワード]部分意匠/意匠の類否/物品の類否/混同説/寄与度

┌──────────────────────────────────────┐
│ 第3章 商 標 法 │
└──────────────────────────────────────┘
24 特定の機種にのみ使用可能な消耗品において,その適合関係を示すためにした標章の使用が
商標的使用に該当するか(否定例)
塚田 章人 / 341
[事件名等] .屮薀供嫉件
      ◆(神16年6月23日東京地裁判決
       平成15年(ワ)第29488号 商標権侵害差止等請求事件
      ぁ“住1872号109頁,判タ1164号264頁,裁判所ホームページ
      ァヾ却・控訴
[キーワード]商標的使用/自他商品識別機能/出所表示機能/消耗品

25 アルファベット数文字の商品型式名についての商標的使用の有無
和田 宏徳 / 355
[事件名等] .櫂鵐弖深飴件
      ◆(神17年7月25日大阪地裁判決
       平成16年(ワ)第8276号 商標権侵害差止等請求事件
      ぁ“住1926号130頁
      ァ〜管認容・確定
[キーワード]商標的使用/自他識別機能/出所表示機能/記述的商標/ありふれた商標

26 htmlファイルのメタタグへの記述と商標としての使用
島並  良 / 364
[事件名等] .ルマの110番事件
      ◆(神17年12月8日大阪地裁判決
       平成16年(ワ)第12032号 損害賠償請求事件
      ぁ“住1934号109頁,判タ1212号275頁
      ァ^貮認容・確定
[キーワード]メタタグ/商標としての使用/損害不発生の抗弁/商標使用料相当額

27 商標権者によって適法に拡布された商品の改変と商標権侵害の成否
木村 圭二郎 / 375
[事件名等] After Diamond事件
      ◆(神17年12月20日東京地裁判決
       平成17年(ワ)第8928号 商標権侵害差止等請求事件
      ぁ“愁1220号239頁,判時1932号135頁
      ァ\禅畴容
[キーワード]真正品/改変/出所表示機能/品質保証機能/商標機能論

28 商品等の立体的形状に関する商標法3条2項の適用とその要件
北岡 弘章 / 389
[事件名等] [体商標「ひよ子」登録審決取消請求事件
      ◆(神18年11月29日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)第10673号 審決取消請求事件
      ぁ“住1950号3頁,知的財産法政策学研究16巻311頁,知管57巻11号1807頁,
L&T35号30頁,CIPICジャーナル176巻38頁
      ァ‐綛陝上告受理申立
[キーワード]立体商標/使用による特別顕著性の取得/商標法3条2項/全国的周知性/
自他商品識別力

29 立体商標と商標法3条1項3号,同条2項該当性
福田 あやこ / 402
[事件名等] .泪哀薀ぅ販体商標事件
      ◆(神19年6月27日知財高裁判決
       平成18年(行ケ)第10555号 審決取消請求事件
      ぁ“住1984号3頁
      ァ’容・確定
[キーワード]立体商標/自他商品識別性

30 商標法4条1項8号の「他人の名称の著名な略称を含む商標」の意義と判断基準
久世 勝之 / 414
[事件名等] 々餾歇由学園事件
      ◆(神17年7月22日最高裁判決
       平成6年(行ヒ)第343号 審決取消請求事件
      ぁ“住1908号164頁,判タ1189号177頁
      ァ’亡差戻
[キーワード]略称/氏名/名称/著名性/商標法4条1項8号

31 商標法4条1項10号の周知性及び結合商標の類否判断
井〓 康孝 / 425
[事件名等] ^豢恭惘〇件
      ◆(神17年3月24日東京高裁判決
       平成16年(行ケ)第299号 審決取消請求事件
      ぁ“住1915号142頁
      ァ\禅甦却・確定
[キーワード]周知/結合商標/要部/類似

32 産地表示の商標法3条2項該当性
井上 周一 / 438
[事件名等] 〇葦才媚概躬件
      ◆(神18年6月12日知財高裁判決
       平成18年(行ケ)第10054号 審決取消請求事件
      ぁ“住1941号127頁
      ァヾ却(確定)
[キーワード]産地表示/自他商品識別力(特別顕著性)/使用商標と出願商標の同一性/地域団体商標

33 審決取消訴訟において出願分割と同時になされた補正の効力
松村 信夫 / 449
[事件名等] eAccess事件
      ◆(神17年7月14日最高裁判決
       平成16年(行ヒ)第4号 審決取消請求事件
      ぁ〔噂59巻6号1617頁,判時1907号129頁,判タ1189号181頁
      ァ仝業酬菁亡自判
[キーワード]出願分割/補正/遡及/指定商品等の削除

34 不使用による商標登録取消の「正当理由」の意義
溝上 哲也 / 461
[事件名等] .團蕎ι検PAPA JOHN'S」不使用取消事件
      ◆(神17年12月20日知財高裁判決
       平成17年(行ケ)第10095号 審決取消請求事件
      ぁ“住1922号130頁
      ァ’容・上告受理申立(不受理)
[キーワード]不使用取消/正当理由/商標の使用/権利の濫用/フリーライド/フランチャイズ

┌──────────────────────────────────────┐
│ 第4章 不正競争防止法 │
└──────────────────────────────────────┘
35 不正競争防止法上の「営業」概念――天理教豊文教会事件最高裁判決
宮脇 正晴 / 477
[事件名等] ‥畦教豊文教会事件
      ◆(神18年1月20日最高裁第二小法廷判決
       平成17年(受)第575号 名称使用差止等請求事件
      ぁ〔噂60巻1号137頁,裁時1404号11頁,判時1925号150頁,判タ1205号108頁
      ァ‐綛雋却
[キーワード]宗教法人の名称/不正競争防止法上の「営業」概念/宗教法人の名称権

36 不正競争防止法2条1項1号及び2号の「商品等表示」に該当しないとされた事例
井口 喜久治 / 490
[事件名等] 〕羸状耳かき事件
      ◆(神18年9月28日東京地裁判決
       平成18年(ワ)第4933号 不正競争行為差止等請求事件
      ぁ“愁1226号311頁,判時1954号137頁
        Lexis判例速報2007年1月号(No.15)123頁
      ァ\禅甦却・控訴
[キーワード]耳かき/螺旋状/スパイラルヘッド/商品等表示/周知性/技術的形態

37 不正競争防止法2条1項3号の保護の主体――5条2項所定の利益額の算定
村田 秀人 / 503
[事件名等] .漫璽屮藥件
      ◆(神16年9月13日大阪地裁判決
       平成15年(ワ)第8501号の2 不正競争防止法に基づく差止等請求事件
      ぁ“住1899号142頁,判タ1168号267頁
      ァ^貮認容,一部棄却・控訴
[キーワード]形態模倣/輸入/独占的販売権/侵害者が得た利益/廉価販売/高額返品

38 商品の一部分の商品形態及び商品等表示該当性
板倉 集一 / 523
[事件名等] .泪鵐曄璽詬兮掛具事件
      ◆(神17年5月24日東京地裁民事47部判決
       平成15年(ワ)第17358号 不正競争防止法違反差止請求事件
      ぁ“住1933号107頁,判タ1196号294頁
      ァヾ却・控訴
[キーワード]商品/商品等表示/商品の一部分の形態/技術的形態/ありふれた形態

39 営業秘密である顧客名簿の不正取得行為等の有無と退職後の競業避止義務の範囲
辻本 希世士 / 538
[事件名等] .◆璽肇優ぅ船磧嫉件
      ◆(神17年2月23日東京地裁判決
       平成15年(ワ)第7588号 営業秘密使用差止等請求事件
        平成15年(ワ)第26800号 営業秘密使用差止等請求事件
      ぁ“愁1182号337頁,ジュリ1325号248頁,裁判所ホームページ
      ァ\禅甦却・控訴
[キーワード]顧客名簿/営業秘密/不正取得行為/不正使用行為/不正開示行為/
競業避止義務

40 著作権表示(?表示)と品質誤認
平野 和宏 / 549
[事件名等] .圈璽拭璽薀咼奪隼件
      ◆(神19年1月30日大阪地裁判決
       平成17年(ワ)第12138号 著作権に基づく差止請求権不存在確認請求事件
      ぁ“住1984号86頁
      ァ^貮認容,一部棄却(控訴〈棄却〉〔平成19年10月2日,大阪高等裁判所,
平成19年(ネ)第713号,同第1369号,裁判所ホームページ〕,上告〈棄却〉,上告受理申立〈不受理〉
〔平成20年2月8日,最高裁判所,平成19年(オ)第177号,同年(受)第2063号,判例集未登載〕)
[キーワード]?/著作権表示/商品の品質・内容/役務の質・内容/営業上の利益

41 特許権の侵害警告が不正競争行為及び不法行為に該当するか否かが争われた事例
三山 峻司 / 566
[事件名等] 〕楜飼料用添加物事件
      ◆(神18年7月6日東京地裁判決[46部]
       平成17年(ワ)第10073号 損害賠償請求事件
      ぁ“住1951号106頁,判タ1233号308頁
      ァ\禅甍貮認容・同控訴審平成19年5月29日知財高裁判決(平成18年(ネ)
第10068号損害賠償請求控訴事件/平成18年(ネ)第10073号附帯控訴事件)裁判所ホームページ 
控訴及び附帯控訴いずれも棄却
[キーワード]特許権の権利行使/警告書/営業上の信用を害する虚偽事実/
虚偽事実の告知又は流布/競業者の利益の保護/故意・過失/違法な不正競争行為/信用毀損/無形損害

42 無効事由が存在する特許権での警告書の送付と営業誹謗
池下 利男 / 585
[事件名等] .譽鵐献奸璽匹離侫ルタ装置事件(控訴審)
      ◆(神19年5月15日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第10119号 特許権侵害差止等請求控訴事件
      ぁ〆枷十螢曄璽爛據璽
      ァ仝郷蓋狭霰堊壁分につき判決変更
        特許権に基づく本訴請求につき請求棄却
        特許権に基づく製造販売禁止を求める権利の不存在につき訴え却下
        特許権を侵害する旨の告知・流布の禁止につき認容し,その余の反訴請求につき棄却
      Α仝郷魁大阪地判平成17年9月22日
        平成17年(ワ)第1394号(本訴)特許権に基づく侵害差止請求事件,同年(ワ)第3681号(反訴)
        判時1953号148頁,判タ1212号287頁
        本訴・請求棄却,反訴・一部認容,一部棄却
[キーワード]技術的範囲の解釈/進歩性/特許無効の抗弁/営業誹謗行為の差止・無効事由の存在と
営業誹謗行為の過失

┌──────────────────────────────────────┐
│ 第5章 著作権法 │
└──────────────────────────────────────┘
43 応用美術が「美術の著作物」として著作権法上保護されるための判断基準
竹田 千穂 / 603
[事件名等] _杙劼里まけ用フィギュア事件
      ◆(神17年7月28日大阪高裁判決
       平成16年(ネ)第3893号 違約金等本訴請求,不当利得返還反訴請求控訴事件
      ぁ“住1928号116頁,判タ1205号254頁
      ァ々義粉却・確定
[キーワード]美術の著作物/応用美術/純粋美術/美的創作性

44 一般住宅建築物における著作権法上の「建築の著作物」該当性
塩田 千恵子 / 615
[事件名等] .哀襯縫─Ε瀬ぅ鷸件
      ◆(神15年10月30日大阪地裁判決
       平成14年(ワ)第1989号 著作権侵害差止等請求事件(第1事件)
        平成14年(ワ)第6312号 著作権侵害差止等請求事件(第2事件)
      ぁ“住1861号110頁,判タ1146号267頁
      ァ‖茖瓜件棄却,第2事件一部認容,控訴
[キーワード]建築の著作物/芸術性ないし美術性/一般住宅/創作性/形態の模倣

45 建築の著作物と同一性保持権
伊藤  真 / 630
[事件名等] .離哀船襦璽犹件
      ◆(神15年6月11日東京地裁決定
       平成15年(ヨ)第22031号 著作権仮処分命令事件
      ぁ〆枷十螢曄璽爛據璽検と住1840号106頁,判タ1160号238頁
      ァ/塾却下
[キーワード]建築の著作物/同一性保持権/死者の著作者人格権の行使/死後における
人格的利益の保護のための請求者の指定

46 ホームページに無断で掲載された商品の広告写真について著作物性を肯定しうる限界事例
坂本  優 / 646
[事件名等] .好瓮襯殴奪伴命浸件
      ◆(神18年3月29日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第100094号 請負代金請求控訴事件
      ぁ“愁1234号295頁,コピライト2006年9月号43頁
      ァ(儿后Τ猟
[キーワード]写真の著作物/商品広告写真/創作性/ホームページ/デッドコピー

47 創作性のない表現をデッドコピーした場合における不法行為成立の可否
山本 隆司=井奈波 朋子 / 658
[事件名等] .茱潺Ε蝓Εンライン事件
      ◆(神17年10月6日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第10049号 著作権侵害差止等請求控訴事件
      ぁ〆枷十螢曄璽爛據璽
      ァ^貮認容・確定
      Α仝郷魁平成16年3月24日東京地裁判決(平成14年(ワ)第28035号 著作権侵害差止等
請求事件)判時1857号108頁,著作権研究2004年31号80頁
[キーワード]記事見出し/記事見出しの著作物性/記事見出しの複製/不法行為

48 映画の著作物における著作者・職務著作及び著作権の譲渡
諏訪野 大 / 674
[事件名等] .哀奪疋丱ぁΕャロル事件
      ◆(神18年9月13日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第10076号 著作物利用差止等請求控訴事件
      ぁ“住1956号148頁
      ァ^貮変更,一部控訴棄却・上告
[キーワード]映画の著作物の著作者/職務著作/業務に従事する者/映画製作者/同一性保持権

49 ゲームソフトの改変と同一性保持権侵害の成否
重冨 貴光 / 689
[事件名等] DEAD OR ALAIVE2事件
      ◆(神16年3月31日東京高裁判決
       平成14年(ネ)第4763号 損害賠償請求控訴事件
      ぁ“住1864号158頁
      ァ々義粉却(上告・上告受理申立て)
[キーワード]同一性保持権/著作物性/侵害行為の主体/私的領域内の改変/不法行為

50 テレビ番組録画視聴サービスにおける複製の主体
茶園 成樹 / 705
[事件名等] ]寝茱優奪隼件
      ◆(神17年11月15日知財高裁決定
       平成17年(ラ)第10007号 著作隣接権侵害差止仮処分決定認可決定に対する保全抗告事件
      ぁ“塾秉弧づ从
      ァ々街雋却
[キーワード]カラオケ法理/利用主体/間接侵害/クラブキャッツアイ事件/まねきTV事件

51 「引用」の意義及び「試験又は検定の問題」の意義等
山田  徹 / 720
[事件名等] 々餮譽疋螢觧件
      ◆(神16年5月28日東京地裁判決
       平成14年(ワ)第15570号 出版差止等請求事件
      ぁ“住1869号79頁,判タ1195号225頁
      ァ^貮認容・控訴
[キーワード]引用/試験/フェア・ユース/著作者人格権

52 クラックソフト使用によるソフトウェア改変行為について――著作権侵害の成否及び損害額の算定
森本  純 / 736
[事件名等] 〇絢仝CADソフト事件
      ◆(神19年3月16日東京地裁判決
       平成17年(ワ)第23419号 損害賠償等請求事件
      ぁ“塾秉弧づ从
      ァ^貮認容
[キーワード]プログラム著作物/翻案権/複製権

53 映画についての著作権(翻案権)侵害の成否
寺田 明日香 / 750
[事件名等]  嵒霏◆MUSASHI」事件
      ◆(神17年6月14日知財高裁判決
       平成17年(ネ)第10023号 番組公衆送信差止等請求控訴事件
      ぁ“住1911号138頁
      ァ々義粉却・上告(最高裁平成17年10月18日上告棄却決定)
[キーワード]翻案/アイデア/映画

54 昭和28年に団体名義をもって公表された独創性を有する映画の著作物の保護期間が満了したとされた事例
山下 英久 / 762
[事件名等] .轡А璽鷸件(映画「シェーン」格安DVD販売事件)
      ◆(神19年12月18日最高裁第三小法廷判決
        [原審・平成19年3月29日知財高裁判決]
        [第1審・平成18年10月6日東京地裁判決]
        上告審:平成19年(受)第1105号 著作権侵害差止等請求事件
        [原審:平成18年(ネ)第10078号 著作権侵害差止等請求控訴事件,
第1審・平成18年(ワ)第2908号 著作権侵害差止等請求事件]
       裁判所ホームページ(脱稿時に参照し得たもの)
      ぁ‐綛雋却[原審・控訴棄却,第1審・請求棄却]
[キーワード]映画の著作物の保護期間/映画の著作権の存続期間/この法律の施行の際現に/
1953年(昭和28年)問題/「シェーン」事件

55 ファイル共用ソフト(Winny)の提供行為が著作権法違反幇助になるとされた事例
近藤 剛史 / 776
[事件名等] .Εニー事件
      ◆(神17年12月13日京都地裁判決
       平成16年(わ)第726号 著作権法違反幇助被告事件
      ぁ“住1879号153頁,判タ1229号105頁
      ァ〕罪・控訴(双方)
[キーワード]ファイル交換ソフト/匿名性/技術開発/幇助犯/主観的態様

┌──────────────────────────────────────┐
│ 第6章 パブリシティ権 │
└──────────────────────────────────────┘
56 プロ野球選手の氏名及び肖像を使用する権利の帰属が争われた事例
西迫 文夫 / 791
[事件名等]  屮廛輒邉總手の肖像権」事件
      ◆(神18年8月1日東京地裁判決
       平成17年(ワ)第11826号 肖像権に基づく使用許諾権不存在確認請求事件
      ぁ“住1957号116頁
      ァ\禅甦却,原告控訴
[キーワード]肖像権/パブリシティ権/附合契約/優越的地位の乱用

┌──────────────────────────────────────┐
│ 第7章 種 苗 法 │
└──────────────────────────────────────┘
57 育成者権侵害訴訟における権利濫用の抗弁と明確区別性の解釈
松本 好史 / 807
[事件名等] .┘螢鵐・ホクト2号事件
      ◆(神18年12月21日知財高裁判決
       平成18年(ネ)第10059号 種苗生産・譲渡行為差止請求控訴事件
      ぁ“住1961号150頁,判タ1237号322頁
      ァ々義粉却・上告
[キーワード]権利濫用の抗弁/重大かつ明白な瑕疵/明確区別性/公然知られた/未譲渡性

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│ 第8章 独占禁止法 │
└──────────────────────────────────────┘
58 製造委託契約の競業禁止条項と拘束条件付取引・優越的地位の濫用
藤川 義人 / 821
[事件名等] .献Д訐渋に〇件
      ◆(神18年4月27日大阪地裁判決
       平成16年(ワ)第7539号 損害賠償等請求事件
      ぁ“住1958号155頁
      ァ^貮認容,一部却下,一部棄却(確定)
[キーワード]競業禁止/拘束条件付取引/優越的地位の濫用/不公正な取引方法/公序良俗


あとがき
小松陽一郎先生御略歴
小松陽一郎先生主要著作目録
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