青林書院



信託の実務Q&A


信託の実務Q&A
 
編・著者永石一郎・赤沼康弘・高野角司 編集代表
判 型A5
ページ数736
税込価格7,560円(本体価格:7,000円)
発行年月2010年10月
ISBN978-4-417-01524-6
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■解説
信託法制を,実際の実務にどのように活用していくことができるのか?!
財産法,身分法,保険法,倒産法,知的財産法,信託業法,税法,弁護士業務,
登記,事業活動,会社法の11テーマ84設問において,実務上の論点と信託の
具体的活用法を詳細に解説。


ISBN978-4-417-01524-6

■書籍内容
総論

判例からみた信託の成立

各論 

第1章 信託と財産法(11問)    第7章 信託と税法(10問)
第2章 信託と身分法(10問)   第8章 信託と弁護士業務(6問)
第3章 信託と保険法(6問)    第9章 信託と登記(6問)
第4章 信託と倒産法(11問)   第10章 信託と事業活動(4問)
第5章 信託と知的財産法(9問)  第11章 信託と会社法(2問)
第6章 信託と信託業法(9問)




編集代表

永石一郎(ながいし いちろう)弁護士 永石一郎法律事務所  総論担当
赤沼康弘(あかぬま やすひろ)弁護士 赤沼法律事務所
 Chapter2信託と身分法Q2・Q10担当
高野角司(たかの かくじ)公認会計士・税理士 税理士法人高野総合会計事務所
 Chapter7信託と税法Q1〜Q4担当


編集者

岩城本臣(いわき もとおみ)弁護士 弁護士法人中央総合法律事務所
高村隆司(たかむら たかし)弁護士 高村隆司法律事務所
 Chapter11信託と会社法Q2担当
永島正春(ながしま まさはる)弁護士 永島・鍵尾法律事務所
 Chapter1信託と財産法Q3・Q4・Q10担当
安藤朝規(あんどう ともみ)弁護士 日比谷シティ法律事務所,筑波大学法科大学院教授
 Chapter10信託と事業活動担当
高橋隆二(たかはし りゅうじ)弁護士・弁理士 生田・名越・高橋法律特許事務所
 Chapter5信託と知的財産法Q6・Q7・Q9担当
林 康司(はやし こうじ)弁護士 TMI総合法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q3・Q4担当
平井祐一朗(ひらい ゆういちろう)司法書士 司法書士法人四谷エスクローアンドサーベイ
 Chapter9信託と登記担当


執筆者 (執筆順)

金澤浩志(かなざわ こうじ)弁護士 弁護士法人中央総合法律事務所
 Chapter1信託と財産法Q1・Q2,
 Chapter8信託と弁護士業務Q1・Q3・Q5担当
大坪和敏(おおつぼ かずとし)弁護士 馬場・澤田法律事務所
 Chapter1信託と財産法Q5・Q6担当
錦野裕宗(にしきの ひろのり)弁護士 弁護士法人中央総合法律事務所
 Chapter1信託と財産法Q7〜Q9,Chapter6信託と信託業法担当
野中智子(のなか ともこ)弁護士 東京銀座法律事務所
 Chapter1信託と財産法Q11,Chapter2信託と身分法Q6担当
高垣 勲(たかがき いさお)弁護士 松田綜合法律事務所
 Chapter2信託と身分法Q1・Q4担当
八杖友一(やつえ ゆういち)弁護士 東京八丁堀法律事務所
 Chapter2信託と身分法Q3担当
岩城和代(いわき かずよ)弁護士 岩城法律事務所
 Chapter2信託と身分法Q5担当
冨永忠祐(とみなが ただひろ)弁護士 冨永法律事務所
 Chapter2信託と身分法Q7・Q9担当
黒木理恵(くろき りえ)弁護士 片山・黒木・平泉法律事務所
 Chapter2信託と身分法Q8担当
田爪浩信(たづめ ひろのぶ)株式会社損害保険ジャパン文書法務部部長,日本大学法学部非常勤講師
 Chapter3信託と保険法Q1・Q2・Q4・Q5担当
卯辰 昇(うたつ のぼる)株式会社損害保険ジャパン文書法務部上席法務調査役
 Chapter3信託と保険法Q3・Q6担当
渡邉敦子(わたなべ あつこ)弁護士 渡邉敦子法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q1・Q2担当
大西雄太(おおにし ゆうた)弁護士 西村あさひ法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q5担当
下田顕寛(しもだ あきひろ)弁護士 西村あさひ法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q6担当
森 倫洋(もり みちひろ)弁護士 西村あさひ法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q7・Q8・Q9担当
豊永晋輔(とよなが しんすけ)弁護士 西村あさひ法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q7担当
齋藤 梓(さいとう あずさ)弁護士 西村あさひ法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q8担当
上島正道(かみじま まさみち)弁護士 西村あさひ法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q9担当
高山崇彦(たかやま たかひこ)弁護士 TMI総合法律事務所
 Chapter4信託と倒産法Q10・Q11担当
高橋 淳(たかはし じゅん)弁護士・弁理士 三宅坂総合法律事務所
 Chapter5信託と知的財産法Q1・Q5担当
辻河哲爾(つじかわ てつじ)弁護士・カリフォルニア州弁護士 渥美総合法律事務所
 Chapter5信託と知的財産法Q1・Q5担当
中村知己(なかむら ともみ)弁護士 永石一郎法律事務所
 Chapter5信託と知的財産法Q2・Q8担当
土井宏文(どい ひろぶみ)金沢工業大学大学院客員教授
 Chapter5信託と知的財産法Q3・Q4担当
財津守正(ざいつ もりまさ)元弁護士
 Chapter5信託と知的財産法Q7・Q9担当
村野文男(むらの ふみお)税理士 税理士法人高野総合会計事務所
 Chapter7信託と税法Q5〜Q7担当
清水謙一(しみず けんいち)税理士・中小企業診断士 税理士法人高野総合会計事務所
 Chapter7信託と税法Q8〜Q10担当
吉田伸哉(よしだ しんや)弁護士 弁護士法人中央総合法律事務所
 Chapter8信託と弁護士業務Q2・Q4〜Q6担当
角口 猛(かどぐち たけし)弁護士法人中央総合法律事務所法務部長
 Chapter9信託と登記担当
湯川 将(ゆかわ しょう)弁護士 湯川・佐原法律事務所
 Chapter11信託と会社法Q1担当


はしがき


 1922年に制定された信託法は,2006年に抜本的に改正された。改正後,多くの信託法
解説書が刊行された。本書はそれらに屋上屋を架すものであるが,存在意義を記せば,
旧信託法がどのように規定されていたのか,そして,新信託法ではどのように見直され
たのかを踏まえて,実務に活用できる信託法の解説書を目指して企画されたことである。
さらに,類書に誇れる本書の大きな特色は,商事信託と民事信託の両者について記述して
いるところである。
商事信託については,信託法を利用したさまざまな金融商品が生まれ,その利用も年々
増加している。社会的,経済的ニーズに合わせて,信託制定当時には想定されなかった
信託法の活用がなされており,そこに問題はないのか,より有効な活用方法はないのか
などの検討が必要であり,一方,民事信託についても,今後の実務でどのような活用が
期待できるのか具体的に示さなければならない。以上のようなコンセプトのもと,この
企画に賛同した執筆者らは,信託法の勉強会を開催し,旧信託法の問題点を明確にした
うえ,新信託法が現在の社会,経済状況下でいかに活用されているか幅広く考えていく
ことから議論を始めた。メンバーは,東京と大阪の弁護士,公認会計士,税理士,司法
書士,中小企業診断士,損害保険会社社員という多士済々の実務家である。勉強会は
十数回に及び,いつも活発な意見交換なされた。そして,テーマごとにグループを分け,
Q&A形式で執筆することが決まった。ところが,本書は企画されてから発刊まで時間が
かかった。執筆者それぞれが各界の第一線で活躍されているためであり,また,東京近郊
在住者がほとんどとはいえ,メンバーの居住地は各地に散らばっているため,勉強会に
参加できない執筆者への報告や執筆要領の伝達にも時間がかかった。さらには,当初の
執筆メンバーが病気で執筆を辞退され,新たな執筆者を募ったりと,紆余曲折があった。
 しかし,時間をかけた分だけ,本書は,理論的に偏ることなく,読者の方々にはすぐに
活用して頂ける実務解説書になったものと自負している。

  平成22年7月

  執筆者を代表して 編集代表  永石一郎

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