青林書院



〔講演〕私の刑法学 〜人格的刑法学の確立〜


〔講演〕私の刑法学 〜人格的刑法学の確立〜
 
編・著者大塚 仁 著
判 型A5判
ページ数150頁
税込価格1,728円(本体価格:1,600円)
発行年月2015年01月
ISBN978-4-417-01644-1
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■解説
卒寿を越えた今も研究者として学界に発信し続ける刑事法の碩学大塚仁博士の
最新講演録!
刑法学の研究を志した経緯や人格的刑法理論の成立ちと確立・進展について語り,
確固たる「大塚刑法学」体系の支柱ともいえる人間に対する深い洞察と考究の基底
となった自らの社会的体験を初めて明かす!


◆いまは本書をひとりでも多くの若い研究者の皆さんに読んでいただけたらと願
 うばかりである。人間を知ろうとしないで、また人間を知らずして学問 −特に
 法律学− は存在するものではないこと、厳格な自己規律の下に飽くことなく考
 え、只管に淡々と記す作業なくして学問は成り立たないことを大塚仁先生の学問
 に対する姿勢からぜひ学んでいただきたい。本書は、その意味において、大塚仁
 先生の重要な作品のひとつに数え上げられて良いのではなかろうかと考える。
  
 ―「発刊の辞」(籾山錚吾氏)より― 


はしがき
 本書は、朝日大学のご依頼によって私が行った講演の内容に若干の修正を
加えて文章化したものです。朝日大学は、岐阜県弁護士会との協力のもとに
法学教育の推進をはかり、ジュニアロースクールの開講、模擬裁判の開催な
ど多面的な活動を続けられましたが、それに関して建設されていた模擬法廷
を裁判員裁判にも対応し得るように平成二四年四月に改修されました。そし
て、これを記念して、東海地方の法曹関係者、大学等の法律学の教育・研究
者、司法担当の報道関係者などを招いて特別講演会を開催することを計画し、
その講演を私に依頼されたのです。
 私は、大変有意義なことと感じてこれをお受けしました。そして、講演の
内容として私が刑法学の研究を志した経緯から、その理論の確立・進展につ
いて私を支えた社会的諸体験などを懐かしく想起しつつ、これまでにお話し
することのなかった内容の講演をしようと考えました。
講演は、平成二四年(二〇一二年)三月一七日の午後一時三〇分から三時ま
で、朝日大学6号館6201講義室で、また、同年一〇月六日午後二時から
四時まで朝日大学サテライト二階大会議室で、二回にわたって行われました。
聴講にご参集くださった方々は、それぞれに興味溢れるご様子を続けられ、
久々に懐かしい諸事実についてのお話を進めた私に深い感動を与えられまし
た。皆様のご芳情に厚く御礼を申し上げます。そして、この講演を計画され、
周到なご配慮のもとに実施させてくださった朝日大学の関係者の皆様方、す
なわち、宮田侑前理事長、宮田淳理事長、大友克之学長、籾山錚吾法制研究
所長、杉島正秋前法学部長、大野正博副法学部長、野村成光学事第二部長の
各位とともに、会場を整えてくださった方々などに深謝申し上げます。
お蔭様で、私の人生にとって誠に良い思い出が出来ました。なお、講演を本
書にまとめるに当たっては、二回のお話で若干の重複を生じたところを一本
化するとともに、お話の趣旨をより明瞭にするために関連する事実や多少の
新事項を追加するなどの修訂を加えました。
 また、私のお話を支える資料として巻末に私の略歴と著作目録を付加させ
ていただきました。これは、大野正博朝日大学副法学部長のご作成にかかる
ものであり、ご好意に重ねてお礼申し上げます。

平成二六年七月二一日
九一歳の誕生日に
                             大塚 仁 



  


■書籍内容
―― 執筆者 ――
大塚 仁:名古屋大学名誉教授


目 次
私の刑法学〜人格的刑法学の確立〜
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掘〃宰ヽ悗隆霑辰箸靴討粒慇検助手時代の学習・研究
検〔掌轍安膤惱教授・教授時代の研究
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此|羚颪砲ける刑法学講義
察/由陛刑法理論の骨子
次ー賞(章)
宗〇笋慮醜垪邏
大塚 仁博士 略歴
大塚 仁博士 著作目録
あとがき(大塚住辧

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