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意匠・デザインの法律相談


最新青林法律相談


意匠・デザインの法律相談
 
編・著者小谷 悦司・小松 陽一郎・伊原 友己 編
判 型A5判
ページ数618頁
税込価格8,250円(本体価格:7,500円)
発行年月2021年02月
ISBN978-4-417-01806-3
在庫有り
  
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■解説
新時代のデザイン知財法制を完全解説
◆令和2年改正意匠法までの知財法改正に完全準拠!!     
◆経験豊富な実務家,知財法学者による最新の裁判例も踏まえた最先端の解説!!    
◆デザイナーやデザインを学ぶ方々の理解に資する平易な解説!!


はしがき
 『意匠・デザインの法律相談』(新・青林法律相談)は2004年6月に初版が,
2006年3月には増刷本(第2刷)が刊行されましたが,初版刊行から16年近く
が経過しました。
 この間,産業界を含む社会が大きく変化しました。今日では,デジタル革命,
AI,IoT,第4次産業革命,5G等の言葉が巷にも溢れ,デザインをコアとした
企業戦略の必要性がますます高まってきています。
 特許庁の「特許行政年次報告書2019年版」をみると,意匠・商標制度につい
て,「優良な顧客体験が競争力の源泉として重要性を高める中,デジタル技術を
活用したデザイン等の保護や,ブランド構築のため,意匠制度等を強化する。」
とされ,また,「製品の同質化(コモディティ化)が急速に進み,機能や品質の
みで,他者製品を凌駕するだけの差別化を図ることが困難な今日,米アップル
社や英ダイソン社をはじめとする欧米企業は,デザインによって新しい価値を
創造し,イノベーションを創出するとともに,自社独自の強みや技術,イメー
ジをブランド・アイデンティティとしてデザインによって表現することで,製
品の価値を高め,世界的な市場拡大に結び付けている。」と紹介しています(
同報告書117頁等)。
 さて,令和元年改正意匠法(令和2年4月からその多くの改正項目が施行さ
れています)は,「モノについてのデザインのみならず,コト(経験)のデザイ
ンを重視する」という観点から「空間デザイン」も保護しようとするなど,その
保護対象の拡大や保護強化等には目を見張るものがあり,10ヵ所もの極めて重
要な改正がなされ,これにより,ようやく世界的水準に達したといわれています

この改正法の内容を十分に理解して有効利用し,ビジネスに反映させることが
喫緊の課題といえましょう。特許庁の「特許行政年次報告書2020年版」でも,
「使いやすい意匠制度の実現に向けた取組」として,意匠審査基準の改訂など
をアピールしています(同報告書125頁以下)。
 また,デザイン保護という観点からは,著作権法も非常に重要な知的財産法
ですが,この30年間でも,インターネットやデジタル技術対応ともいえる種々
の法改正が重ねられてきており,柔軟な権利制限規定も導入され,また応用美
術についての判例や学説も,かなり深化してきています。
 さらに,より広くデザインを保護・活用するためには,意匠法や著作権法の
みならず,商標法や不正競争防止法,特許法,実用新案法など知的財産法全般
の総合的な理解が必要であることはいうまでもありません。
 そこで,本書では,改正意匠法や著作権法プロパーの内容のみならず,意
匠・デザインという客体で括って広く知的財産法全体の視座からも検討する設
問をできるだけ増やしております。
 設問は,なるべく具体化し,また回答も客観的で平易であり,最新の判例な
どもふんだんに取り入れる,というコンセプトで編集にあたりました。
 また,広く意匠やデザインに関する仕事をされている各種デザイナーや,芸
術・建築分野の大学や専門学校などで勉強をしておられる方々にもご利用頂き
たいという思いから,執筆者各位には,難関な法律用語を多用するような解説
を控えて頂き,またなるべくビジュアルな資料も添えて頂くようにもお願いし
ました。
 本書の各設問の解説については,意匠・デザイン分野の知的財産法制を研究
されている学者の先生方,弁護士資格をお持ちで,かつ経済産業省(知的財産
政策室)や特許庁の法制専門官として各所管法令を普段から手掛けておられる
方々,さらには在野において実際にクライアントから,あるいは企業内で法律
相談やデザイン戦略の立案等に対応している法律実務家(弁護士,弁理士〔イ
ンハウスを含みます〕)にお願いしました。
 そして,設問も旧版を大きくブラッシュ・アップし,今日的なものを多く加
えて1.5倍に増やし,2分冊で出版することとしました。なお,複数の異なる
設問で講学上は同一の論点に属することについて記述されているところもあり
ますが,設問単位である程度,完結する解説となっていたほうが利便性が高い
と思われ,その利用しやすさを優先しましたのでご了承願います(関連する他の
設問番号も多く引用されていますので,適宜そちらと併せてご参照頂ければ幸い
です)。
 ご多忙の中,本書の趣旨にご賛同いただき,また令和の意匠法大改正が動き始
めた時機に後れることがないようにという思いから,編集者がタイトな出版スケ
ジュールを設定したにもかかわらず,快く執筆をお引き受けくださった執筆者各
位には心よりお礼申し上げます。
 また,設問の改訂・追加から出版に至るまで事務局として多大なサポートを頂
きました川瀬幹生先生,早稲田祐美子先生,服部誠先生,黒田薫先生,及び大住
洋先生には感謝申し上げます。
 本書が,意匠・デザインに関わる皆様方の座右の書の1冊となれば,望外の幸
せです。
 最後に,本書の出版にあたり大変御世話になった宮根茂樹編集顧問をはじめと
する青林書院の関係者の皆様には心からお礼申し上げます。
令和3年1月
小谷 悦司
小松 陽一郎
伊原 友己


編集者
小谷 悦司(弁理士)
小松陽一郎(弁護士・弁理士・日弁連知的財産センター幹事)
伊原 友己(弁護士・弁理士・日弁連知的財産センター副委員長・弁護士知財
       ネット事務局長)

出版事務局
■事務局長(著作権分野担当)
 早稲田祐美子(弁護士・日弁連知的財産センター副委員長)
■事務局顧問
 川瀬 幹夫(弁理士)
■事務局(商標・不正競争防止法分野担当)
 服部  誠(弁護士・日弁連知的財産センター事務局長)
■事務局(意匠法分野担当)
 黒田  薫( 弁護士・弁理士・産業構造審議会知的財産分科会意匠制度小委
        員会委員)
■事務局(総合調整)
 大住  洋(弁護士・弁理士・関西大学法科大学院特別任用准教授)
  
執 筆 者(執筆順)
小松陽一郎(上 掲) 
山崎 道雄(弁護士・弁理士) 
大住  洋(上 掲) 
佐々木 奏(弁護士) 
愛知 靖之(京都大学大学院法学研究科教授) 
宮脇 正晴(立命館大学法学部教授) 
桑野雄一郎(弁護士) 
市村 直也(弁護士) 
井奈波朋子(弁護士・弁理士) 
村田 真一(弁護士) 
井上 周一(弁護士・弁理士) 
服部  誠(上 掲) 
板倉 集一(甲南大学大学院法学研究科教授) 
渡邉遼太郎(経済産業省知的財産政策室室長補佐・弁護士) 
大向 尚子(弁護士・ニューヨーク州弁護士) 
阿久津匡美(弁護士) 
山口 裕司(弁護士) 
高石 秀樹(弁護士・弁理士・カリフォルニア州弁護士) 
小池 眞一(弁護士) 
城山 康文(弁護士) 
松井 宏記(弁理士)
松本 健男(特許庁制度審議室法制専門官) 
谷口  登(弁理士) 
清水  亘(弁護士) 
岩井久美子(弁護士) 
中村  閑(弁護士) 
早稲田祐美子(上 掲)
内田  誠(弁護士・弁理士)
黒田  薫(上 掲)
伊原 友己(上 掲)
諏訪野 大(近畿大学法学部教授) 
唐津 真美(弁護士・ニューヨーク州弁護士) 
[令和3年1月1日現在]


   


■書籍内容
第 4章 権利の行使と効力の制限
第2 節 著作権の行使
Q61 ■著作権法の改正
 著作権法はたびたび改正されているようですが,改正の概要と,その中でデザイ
ンの保護に関係しそうな改正内容があればそれも教えてもらえますか。
Q62 ■著作権法によるデザインの保護の特徴
 著作権法は,意匠法等の産業財産権と異なることころがあるようですが,どのよ
うな特徴(差異)があるでしょうか。
Q63 ■著作権法の保護対象,著作者
 最近,デザイナーのAが設計した有名ブランドの店舗ビルとして,同一サイズの
立体的な柄を外壁の全面に配置した斬新なデザインが注目を集めています。私も当
該店舗ビルの設計に関与しており,同一サイズの立体的な柄を全面に配置するとい
うアイデアは元々私が発案したものなのですが,私には何の権利もないのでしょう
か。
Q64 ■創作性
 著作物として保護されるためには,「創作的な表現」であることが必要と聞きま
した。一般に,この「創作性」はどのように判断されるのでしょうか。また,次の
ような著作物について,創作性はどのような点に着目して判断されるか教えてくだ
さい。
⑴キャッチフレーズ
⑵ 写真
⑶ 設計図
Q65 ■共同著作物
 私はYと共同でオリジナルのゆるきゃらAのイラストをデザインしました。私と
しては,このAを広く世間に広めていきたいので,SNS などにイラストを公表した
いです。また,Yと共同でデザインしたAのイラストには気に入らない部分もある
ため,表情などを少しだけ変更したいとも思うのですが,Yは,自分の作品がイン
ターネット上に流れることが不安だとか,Aの表情にはこだわりがあるなどと言っ
て,いずれも同意してくれません。Yと共同とはいえ,Aは私自身がデザインした
ものですし,Yの同意を得ず勝手に進めてしまうことは問題でしょうか。
Q66 ■著作権の効力の制限⑴――私的利用等
⑴ 他人がデザインした著作物であっても,商売ではなく個人的に又は仲間内でコ
ピーしたり,会社の社内報に載せたり,さらにはホームページで利用してもよいの
でしょうか。
⑵ 侵害コンテンツがインターネットでいろいろと氾濫しています。これをダウン
ロードすることは原則として違法となるとの法改正があったようですが,その限界
がよくわかりません。刑事罰の有無を含めて,ポイントの説明をお願いします。
Q67 ■著作権の効力の制限⑵――写り込み
⑴ インターネットで街角情報を生配信しています。映画の看板や,街で流れてい
る音楽がインターネット映像に入ってしまうのですが,著作権法上問題はあるで
しょうか。
⑵ ⑴の映像をCG 化した場合はどうでしょうか。
Q68 ■著作権の効力の制限⑶――授業でのコンテンツの利用
 高校や大学の授業がWEB 会議で行われる場合,他人のコンテンツをコピーし,
生徒や学生に送信したり,ダウンロードさせることは許されるでしょうか。
Q69 ■著作権の効力の制限⑷――建築物等
 私は全国を旅しながら,美しい風景や建築物等を写真撮影し,写真集として販売
していますが,次のような写真を撮影し写真集に掲載する行為は,それぞれ著作権
者に許諾を得なければいけないのでしょうか。
⑴ 建築物
⑵ バスの車体に大きく描かれたイラスト
⑶ 建築物の内部を撮影する際に写り込んだ絵画や書などの装飾品
Q70 ■著作権の効力の制限⑸――公開の美術の著作物等
⑴ 私は,マンホール鉄蓋のマニア(マンホーラー)ですが,町おこしで行われた
「マンホールサミット」の会場で,ある有名彫刻家の巨大な作品がマンホールの
蓋の一部に小さく浮彫されているのを見ました。仮に彫刻家の承諾がないとして
も別に問題にはならないとも思うのですが,どうでしょうか。
⑵ そのマンホール鉄蓋は市が設置しているということのようですが,元の作品が
有名だとした場合,何か問題となるでしょうか。
Q71 ■著作権の効力の制限⑹――柔軟な権利制限規定
⑴ 有名なデザインの複製に適したプリンターを開発するために,そのデザインを
試験的に複製する行為は許されますか。
⑵ 美術館の外観を撮影した写真から,美術館の場所を3DCG(3次元CG)とし
て作成するためにその外観写真を複製することは許されますか。
⑶ デザイン雑誌などの全文をキーワード検索して,キーワードが使われている雑
誌のタイトルや著作者名などの検索結果を表示するためにそのデザイン雑誌を複
製することは許されますか。
Q72 ■著作権の効力
 当社が有名イラストレーターにポロシャツの胸ポケットに表示するための図案の
原画作成を依頼したところ,その商品が大ヒットしました。ところが,競業他社が
当社の図案にコピーとはいえない程度に手を加えながらも,同じような雰囲気を持
たせた図案を用いたジャンパーやTシャツを売り出しました。これをやめさせるの
に何かよい手立てはありますか。相手方は,偶然,似たような図案になったとも言
っているのですが,そのような言い訳が通るのでしょうか。
Q73 ■インターネット上のイラストの利用
 インターネット上に公開されている素敵なイラスト集を見つけました。インター
ネット上で公開されているのですから,著作権フリーとして,ここに掲載されてい
るイラストを自由に利用してよいでしょうか。
Q74 ■ SNS での無断利用,発信者情報開示
⑴ 私がデザインしたキャラクター画を何者かが勝手にSNS 上で使用しています。
やめさせたいのですが,どのような方法があるでしょうか。
⑵ ⑴のキャラクター画には,作者として私の氏名を画像の下に記載していました
が,SNS 上でそれを見た第三者がリツイート(他人のツイートを紹介ないし引用し
て再投稿すること)したときに,画像の一部が自動でトリミングされ,その結果,
キャラクター画が一部カットされ,かつ,私の氏名が削除されてしまいました。
私は,リツイートした第三者にも何か請求できるでしょうか。
Q75 ■著作権と並行輸入
 私は,若者向け雑貨店を経営していますが,アジア諸国を廻って,マーケットで
アジアでも日本でも大ヒットしているアニメのキャラクターグッズを廉価で大量に
購入してきました。これを,日本で販売しても著作権法上問題ないでしょうか。
Q76 ■侵害主体
 私は漫画家ですが,時代の流れからか,最近,私の漫画を購入した読者の中に,
漫画を電子ファイル化して保存する人が増えているようです。そのような中,‘
者が漫画を電子ファイル化する行為を代行する業者も出てきており,また,電子
ファイル化自体は読者にさせつつ,電子ファイル化しやすいように漫画を裁断して
店舗内で貸し出し,設置してあるスキャナーで電子ファイル化させる業者もいるよ
うです。読者自身が購入した漫画を個人的に電子ファイル化するぐらいは仕方がな
いと思うのですが,上記のような業者の行為については,何か言えないものでしょ
うか。
第3 節 商標権の行使
Q77 ■商標権の効力と類似範囲
⑴ 私の会社はアパレル業を営んでおり,各種の商標も有しています。近時ライバ
ルのアパレルメーカーが当社の有する図形の登録商標と酷似したマークをプリン
トしたTシャツの販売を始めました。商標権に基づいてライバル会社の販売を差
し止めることは可能ですか。
⑵ 私の会社のマークは,商標法以外でも保護されることが可能でしょうか。
⑶ ライバル会社がそのTシャツをお客さんに無料で配布していた場合はどうなり
ますか。
Q78 ■立体商標の効力範囲
 当社は,永年独占して使用してきた商品の形状について商標法上の商標登録を受
けた場合,一体どの範囲のものに権利が及ぶのでしょうか。また,具体的に,他人
によるどのような模倣行為が,商標法に定める「使用」に当たるとして,禁止の対
象になるのでしょうか。
Q79 ■商標的使用,出所の誤認混同
 当社は,商標権を取得済みの商品名である「XYZ バッグ」という形態に特徴のあ
るバッグを5年前からEC サイト上で販売しています。最近,他社が,EC サイト
上で,「XYZ 風のバッグ」という宣伝文句で,当社に類似する形態のバッグを,商
品名を「ABC バッグ」として販売していることが判明しました。「……風の」と記
載されていることが,いわゆる「打消表示」として,当社のバッグではないことを
表明していることとなり,商標法違反や不正競争防止法違反は成立しないことにな
るのでしょうか。
Q80 ■地域団体商標
 当社は,「博多帯」の一連の文字によって成立する標章を付した帯製品を製造・販
売していますが,「博多織」の一連の文字によって成立する地域団体商標の商標権者
である商工組合から,標章の使用の中止を要請されてしまいました。当社は要請に
応じなければならないのでしょうか。
Q81 ■権利濫用・不使用取消し
 当社は,デザイン化した「αβγ」という商品名で,男性用のコートを長年販売
しております。商品名を商標登録していなかったところ,「+αβγ」という衣服に
関する商標権を保有する会社から,当社の商品に対し,商標権侵害に基づく販売停止
の警告を受けてしまいました。当社は,警告に従わなければならないのでしょうか。
警告してきた会社は,自らは商標の使用をここ数年していないようですが,そのこと
は結論に影響するでしょうか。何か反論をする有効な手段はあるでしょうか。
Q82 ■商標法53条1項の「混同」の判断
 当社は,ある商標権者から商標の使用許諾を受けて,当該商標に係るデザインをシ
ャツに付して販売しておりますが,ある靴のブランド商品を展開する米国法人から,
当社の販売行為が,商標法53条1項本文の「他人の業務に係る商品と混同を生ずる
ものをした」に該当するので,当該デザインの使用を停止されたい,と主張されてし
まいました。当該主張の当否は,裁判ではどのように判断されるのでしょうか。
第4 節 不正競争防止法による権利行使
Q83 ■商品等表示による権利行使⑴
 当社は,有名な温泉地Aを地盤とするタクシー会社です。当社では,3年ほど前
から,温泉街の外湯巡りに利用いただくタクシーについて,行燈の代わりに,露天風
呂と湯気をモチーフにした当社オリジナルの立体的デザインのマークを設置した「温
泉タクシー」を運行しており,特徴のあるマークが話題を呼んで,温泉地Aの名物と
いわれるまでになっています。ところが,最近,競合のBタクシー会社が,風呂や湯
気の形を少し変えただけで,よく似たデザインのマークを同じように行燈代わりに設
置したタクシーを「湯めぐりタクシー」と称して,当社と同じサービスを始めました。
行燈代わりのマークや「温泉タクシー」について,特に商標登録などはしていないの
ですが,何か言えないのでしょうか。当社は,マークの開発に相当の資金と時間を費
やしていますが,大した労力もかけずに当社の真似を平然と行う競業他社の企業姿
勢は許せません。不正競争防止法違反が成立しないとしても,民法の不法行為責任
を問うことはできないでしょうか。
Q84 ■商品等表示による権利行使⑵
 当店は,老舗の有名呉服・和装用品店ですが,長年に亘って特徴あるデザイン・
形態の和装用の手提げカバンをオリジナル商品として製造・販売してきました。お
客様の間では,結構有名な商品なのですが,意匠登録などはしていません。そうし
たところ,最近,廉価商品のみを扱う他店が,類似のデザイン・形態の商品の販売
を始めました。何かよい手立てはありませんか。また,相手方は,当店の有名な屋
号と紛らわしい名称(店名)で和菓子の製造・販売も始める模様ですが,やめさせ
ることはできますか。
Q85 ■商品形態模倣からの保護⑴
⑴ 当社では,1年前に“癒し”をテーマに商品企画をし,お香立てのついた卓上
電気スタンド(ナイトスタンド)の新商品を発売しましたところ,その洗練された
デザイン・形態・機能が受けて,ヒット商品となっています。ところが,最近,当
社商品とそっくりのデザイン・形態の商品が他社から販売され始めました。デザイ
ン的に異なる部分といえば,スタンドの傘部分が若干異なる程度です。まだ意匠登
録出願はしていません。相手方にその商品の販売をやめさせることはできますか。
⑵ 当社は,お香立てのついた置き時計も外国から輸入し,その総代理店として国
内販売していますが,その時計についても他社が,そっくりな商品を国内で製造
して販売しています。相手方にその商品の販売をやめさせることはできますか。
なお,他社は,当社の輸入元から許諾を得ているなどという事実はありません。
Q86 ■商品形態模倣からの保護⑵
⑴ 不正競争防止法は,オリジナルの商品が日本国内で最初に販売されてから3年
間に限り,その模倣品の販売等を禁止していると聞きました。当社は,当社商品
のデザインを途中でモデルチェンジしていますが,この場合,保護期間はどうな
りますか。また,モデルチェンジした当社商品を模倣しているかどうかは,どの
ように判断されるでしょうか。
⑵ タオルセットの箱にタオルと熊の人形をセットして販売していますが,熊の人
形の外観等がいろいろ異なる類似品を見かけました。相手の販売をやめさせたい
のですが,いかがでしょうか。
Q87 ■周知性の希釈
 私どもの商品は,そのデザイン形態が独創的で10年以上にわたって私どもの観
光地周辺付近でヒットしてきました。この商品の形態を見れば,わが社の商品であ
ることが観光客などに浸透しています。しかし,数年前から,当地にインバウンド
の観光客が急激に増え,小規模ながら数社が似たような形態の商品を販売するよう
になりました。わが社のこの商品の形態については意匠権をとっているわけでもな
く,また当社のシェアにはさほど悪影響も生じていなかったこともあって,今まで
特段の対処はしていませんが,このままにしておいてよいものかどうか悩んでいま
す。どうしたものでしょうか。
Q88 ■商品等表示の主体
 当社は,斬新な形態の饅頭Aとその包装紙のデザインを考案し,饅頭の製造をあ
る業者Aに委託しました。その5年後に,当社は,フォトジェニックな別の形態の
饅頭Bを開発し,その製造を業者Bに委託し,饅頭Aと同じ包装紙を用いて饅頭B
の販売を先月から開始しました。すると,饅頭Aの製造委託先である業者Aから,
「あの包装紙は饅頭Aとセットだ。饅頭Bに使用すると消費者が混乱する。饅頭B
にあの包装紙を用いるのは即刻停止すべきだ」と言われてしまいました。消費者が
混乱するという製造委託先の言い分は,もっともだと思われます。当社は,言い分
を聞き入れなければならないでしょうか。
Q89 ■不正競争防止法2条1項3号の趣旨
 当社は,エルメス社の著名な高級バッグであるバーキンのような高級感のある
バッグを庶民にも手が届く価格帯で提供したいと考え,バーキンと同一形態のバ
ッグに独自の標章を付して販売を開始しました。すると,他社が,当社の商売手
法を真似して,同じようにバーキンと同一形態の商品を当社製品と同一の価格帯
で販売し出しました。他社の行為をやめさせることはできないでしょうか。
Q90 ■ EC サイト運営者に対する責任追及
 モール型のEC サイト(WEB 上のショッピングモール)で,当社のボストンバ
ッグの模倣品が出店されていることが判明しました。出店している業者だけでな
く,そのような模倣品の出店を許可したEC サイトの運営者に対して,模倣品の
売停止や損害賠償を請求することはできないでしょうか。
Q91 ■並行輸入
⑴ 外国のA社が製造する「B」というブランドの商品を,C社が海外から輸入し
て国内で販売することを計画していますが,商品を輸入しようとする国と日本で
「B」ブランドが商標登録されているのかはまだ確認していません。「B」ブラン
ドの商品についてD社という国内の総代理店がある場合に,問題は生じないでし
ょうか。
⑵ 並行輸入の可否について,特許法,実用新案法,意匠法,商標法,著作権法,
不正競争防止法及び独占禁止法とで違いはあるでしょうか。
⑶ 並行輸入の可否について法律上の取扱いに差異があるとすると,どういう事態
が予測されますか。
第5 節 損害賠償,救済手続等
Q92 ■意匠権侵害と損害賠償
⑴ 令和元年改正意匠法では損害賠償の範囲について改正がなされたそうですが,
どのように改正されたのか,他の産業財産権法と比較して説明してください。
⑵ 部分意匠の侵害の場合,製品全体との関係で,どの範囲まで損害賠償請求が可
能でしょうか。
⑶ 大きなビルの建築物について意匠権侵害があった場合,その賠償額はどう考え
ればよいのでしょうか。
Q93 ■立証のための各種制度
⑴ 侵害や損害額の立証のために文書提出命令の申立てという制度があるそうです
が,どのように役立ちますか。
⑵ 他に,権利者による立証のために有益な制度としてはどのようなものがありま
すか。
Q94 ■消滅時効等
 知的財産権の侵害を受けた場合,損害賠償債権の消滅時効期間は短いと聞きまし
たが,以下のケースではどのようになるでしょうか。
⑴ 侵害されたのを知って7年も8年も経ってから請求することはできるのでしょ
うか。
⑵ 侵害された事実がわかったのは最近ですが,調べてみると5年以上前から侵害
されていました。この場合,5年分の損害賠償ができるのでしょうか。
⑶ 相手の行為は5年以上前から知っていましたが,怪しいなあとは思いつつその
ままにしていました。最近になって知財弁護士に相談すると,これは明らかに知
的財産権の侵害ですよ,と言われました。この場合はどうですか。
⑷ 知的財産権の侵害が令和2年4月1日より前から続いている場合やライセンス
契約は4月1日より前ですが,契約違反がそれ以降の場合,いわゆる遅延損害金
の割合はどうなるでしょうか。
Q95 ■裁判手続等を含む侵害対抗手段――知財調停
⑴ 当社は革製の手帳を長年販売していますが,ある会社が,当社のデザインを
真似た手帳の販売を開始しました。警告書を発送し,話し合いを行いましたが,「
似ている」,「似ていない」の押し問答となり,埒があきません。このような紛争を
解決する民事上の手続には,どのような手続があるでしょうか。また,裁判手続を
利用する場合,どこの裁判所を利用できるでしょうか。また,費用はどの程度かか
るのでしょうか。
⑵ 最近,東京地裁や大阪地裁の専門部が広報しておられる「知的財産調停」とい
う制度ができたようですが,その内容を説明してください。

第 5章 意匠・デザインの保護と海外との関係
Q96 ■世界の意匠制度
 令和元年改正意匠法は,世界的水準に達したといわれていますが,世界的な意匠
制度と比較してその特徴をまとめてください。
Q97 ■外国出願と関連意匠との関係
 令和元年の意匠法改正によって関連意匠制度が大きく拡充されましたが,日本に
おける意匠登録出願を基礎にして外国に出願をする場合の留意点を教えてもらえな
いでしょうか。
Q98 ■ジュネーブ改正協定
 意匠法60条の3以下に,国際出願についての「ジュネーブ改正協定に基づく特例
」に関する規定がありますが,その内容について説明してください。
Q99 ■ヨーロッパにおけるデザイン法制
 欧州連合では,2003年4月1日から加盟国全域でデザインを保護する制度がある
と聞きましたが,どのような制度でしょうか。この制度の特徴や利用法について教
えてください。
Q100 ■米国におけるデザイン法制
 当社は,新しいデザインを開発し商品化して,米国に輸出したいのですが,米国
でそのデザインを真似されないようにするためには,どのような予防策を講じれば
よいのでしょうか。また,真似された場合にはどうすればよいでしょうか。
Q101 ■アジア諸国におけるデザイン法制
 当社が開発したデザインを用いた商品の製造販売を中国,韓国,東南アジア各国
等のアジア諸国で行いたいのですが,アジア各国ではどのようなデザイン保護法制
になっているのか教えてください。
Q102 ■模倣品対策
 最近,特に東南アジアなどを中心に,当社商品のデザインに類似した模倣品が市
場に出回って困っています。どのような対策があるでしょうか。また,当社だけで
模倣品対策を行うには,費用,手間が膨大すぎるように思います。何かよい方法が
ありますでしょうか。
Q103 ■外国からの模倣品の輸入への対策・
⑴ 当社製品の模倣品が外国から日本へ輸入されているという情報を得ましたが,
税関で模倣品の輸入を止めてもらうことはできるでしょうか。
⑵ 税関に模倣品の輸入を止めてもらうためには,どのような手続をとればよいの
でしょうか。「申立て」と「受理」は意味が違うのでしょうか。
⑶ 税関は,関税法により輸入差止めの対象にした製品等の情報を公開しているで
しょうか。

第 6章 具体例から理解する意匠・デザインの保護
Q104 ■アイコン・ピクトグラム
⑴ このごろのコンピュータ画面上のアイコンのデザインは,シンプルではあるも
ののなかなかデザイン性に優れたものがありますが,法的保護の対象になります
か。単体では難しそうでも他の画面表示と相俟って独自の創作性を有するような
場合はどうですか。また,メールでよく使う絵文字はどうでしょうか。
⑵ 地方自治体です。町興しのために,郷土の城,神社,陸上競技場,橋,博物館
等,有名な観光スポットをピクトグラムにした観光案内板の製作をデザイン会社
に依頼しました。このピクトグラムもシンプルなデザインですが,発注者である
地方自治体がこの観光案内板の権利を持つということでよいでしょうか。注意す
る点があれば教えてください。
Q105 ■インテリアデザイン・トレードドレス
 当社は,多数のチェーン店を展開し,シンプルで斬新なインテリアデザインを
全店舗で統一的に採用し,店舗外観も特定の色彩を強調するなどしたことにより
お客様に大変好評を博しています。ただ,最近になって,競合他社が当社のこれ
らデザインと酷似した店舗を出店し始めました。当社の創意工夫と営業努力の積
み重ねによって築かれた信用にただ乗りされているように思われますが,競合他
社の営業活動を法的に規制することができるでしょうか。
Q106 ■動く看板
 A社は巨大イカを模した飲食店の店頭看板を長年にわたって使用してきました
が,保護を受けることができますか。時々刻々と具体的形状が変化するものです
が,意匠権や商標権を取得することも可能ですか。
Q107 ■ AI 生成物と著作権
⑴ AI がディープラーニングをした結果,現存する著名な画家の作風に非常によ
く似たイラストを創出した場合,それは誰の著作物になるのでしょうか。
⑵ 女子高生チャットボット「りんな」が歌手デビューをしたり,初音ミクと中村
獅童さんが「超歌舞伎」公演で共演したことなどが話題になりましたが,これら
の「実演」は著作権法で保護されますか。
Q108 ■玩具・人形
⑴ 当社が発売したダンスをする熊型の人形が大ヒットしたところ,その模倣品が
販売されました。当社は,この侵害に対し,差止めや損害賠償を請求することは
可能でしょうか。
⑵ お菓子の付録にミニチュアの動物セットをつけた場合,そのミニチュアの動物
は保護されるでしょうか。妖怪であればどうでしょうか。
Q109 ■デスクトップパソコン
 わが社はまったく新しいコンセプトで消費者の感覚に訴えるデスクトップパソ
コンのデザインを開発し大々的に製造,販売をすることとしました。このデスク
トップパソコンのデザインについて,他社がそのまま真似をしたり,似たような
デザインの製品を製造,販売しないように,法的な保護を受けることができます
か。
Q110 ■紙製包装容器のデザイン
 当社は,紙でできた飲料容器を開発しましたが,その組み立ては簡単で,包装
状態では非常に持ちやすく内容物を飲みやすいという特徴をもっています。法律
上,どのような権利が認められるのでしょうか。また,この容器を他人に真似さ
れないようにするためには,どのような手続が必要でしょうか。
Q111 ■キャラクター(商品化権)
⑴ 人気アニメの主人公のキャラクターをバッグや文房具,シールなどに使いたい
のですが,どうすればよいのでしょうか。
⑵ このキャラクターとイメージは似ているのですが同一ではないデザインを作り
商品に印刷したいと思うのですが,許されるでしょうか。
⑶ 商品化許諾契約を作成しようと思っているのですが,気を付けるべき点があれ
ばお教えください。
Q112 ■グラフィックデザイン(CG)の保護
 私はグラフィックデザイナーでして,デスクトップパブリッシング(DTP)とか
コンピュータグラフィックス(CG)など,コンピュータを使ってビジネスをして
いますが,無断で第三者がそのデザインの真似をしたり,似たようなデザインを
コンピュータ画面などで使用されたりしないように要求することができますか。
Q113 ■建築物
⑴ 建築物のデザインそのもの又はその一部は,著作権法や意匠法,不正競争防止
法等で保護されるのでしょうか。
⑵ 建築物のデザインにおいて,設計図やデッサンはそれぞれ保護されますか。ま
た,どのような保護がなされるのでしょうか。
Q114 ■古代裂など
 誰も復元することに成功しなかった極めて古い布地について,長年の試行錯誤を
経てようやくその復元に成功しました。布地のデザイン自体は,弥生時代の布地の
忠実な復元ですが,このようなものでも保護されるのでしょうか。
Q115 ■サービス意匠
 タオルを一枚一枚折り畳み,それらを組み合わせることにより,バラの花柄を形
成して包装容器に収納した状態でハンカチを販売したいと思っています。このよう
なデザインに,何らかの法的保護を受けることができるでしょうか。
Q116 ■色彩の保護
⑴ A社は,家電製品のラインナップに,今まで同種製品には用いられたことのな
い,斬新な2色を組み合わせた色彩を採用したところ,好評を博しています。ま
た,単一の色彩で統一したシリーズも好評です。他社に同様の企画で追随される
のが心配ですが,色彩やその組合せについて法的に保護を受けることは可能ですか。
⑵ 商品群に共通する商品形態のデザインの特徴について,出所表示機能が認めら
れて保護されるのはどのような場合でしょうか。
Q117 ■イラスト入り説明書やカタログ
 現在クリスマスシーズン中で,私たちのA社は,自社製品を出荷するために製品
の梱包作業を繰り返している最中です。ところが,製品の箱に入れてある取扱説明
書について,私たちのライバルであるB社から,この製品の使用説明のためのイラ
ストや模式図を入れてわかりやすい配置をしている取扱説明書のデザインが非常に
似ているとのクレームがきました。多量の在庫品から取扱説明書だけ取り出すこと
は難しく,大変困っています。どうすればよいでしょうか。
Q118 ■タイプフェイス・文字ソフト
 わが国では,タイプフェイスは法的に保護されないのでしょうか。保護されると
すればどのような場合でしょうか。ソフトウェアの使用の際にそのタイプフェイス
あるいはフォントが利用されることが想定される場合には,何か無断使用を排除す
る手段はあるでしょうか。
Q119 ■通天閣などの置物
 日本各地の電波塔の中でも著名なタワー施設は,それ自体が著名な建築物であり
,観光地でもシンボル的な存在となっていますが,私は物産店を営んでおり,これ
らの建物を模した置物で電飾等に独自の工夫を凝らしたものを企画,販売する予定
です。この企画は問題ありませんか。また,この企画を他人に真似られないように
法的に保護してもらうことは可能ですか。
Q120 ■パブリシティ権
⑴ 当社は,ある著名人の肖像について独占的利用許諾を受けて,衣服を含む当社
製品の広告塔になっていただいています。今般,他社が,そのホームページ上で,
当該他社の商品である衣服を着用した著名人の画像を無断で掲載していることを知
りました。当社は,当該他社に対し,いわゆるパブリシティ権の侵害に基づき,差
止めや損害賠償請求を行うことは可能でしょうか。
⑵ 有名人ではなく有名な競走馬の場合はどうでしょうか。
Q121 ■パロディ
 私は,ある有名な写真家の写真をもとにして,パロディ作品をデザインしました。
デザイン的には,誰でも元の写真が何かはわかりますが,パロディであることも明
らかです。このような場合,パロディ作品を制作することは,元の写真との関係で
問題はありませんか。また,私のパロディ作品自体をそのまま複写された場合,何
か保護はされるでしょうか。
Q122 ■服  地
 着物の織地紋や高級服地にプリントされたプリーツなどについて,第三者が真似
をしたり,安価で似たような生地を製造,販売しないように,法的な保護を受ける
ことができますか。
Q123 ■服のデザイン(プレタポルテ,オートクチュール)
 衣服の模様ではなく衣服全体のスタイル,形状といったドレスデザイン自体につ
いて,第三者が真似をしたり,似たようなデザインの衣服を製造,販売しないよう
に,法的な保護を受けることができますか。プレタポルテとオートクチュールとで
は何か違いがあるのでしょうか。
Q124 ■ファッションデザインのデッドコピー
 刺繍やビジューによる花柄がポイントのブラウスを販売しています。競合メーカ
ーがよく似たブラウスを販売してきたので,やめさせたいのですが,法的にどのよ
うな主張が可能でしょうか。
Q125 ■ブックデザイン
 本の表紙のデザインについて,題名は異なり,使用されている図も異なりますが
,その配置関係は共通しているというような場合,相手の本について廃棄を請求す
ることができますか。
Q126 ■ソフトウェアの画面デザイン
 ソフトウェアの画面デザインは,保護されますか。例えば,市販されているグル
ープウェアでは,スケジュール帳,アドレス帳,共用施設管理等,様々な管理ソフ
トが一体となっています。トップ画面では,これら管理ソフトを起動させるアイコ
ンがソフトウェア別にボタン表示され,個々のソフトウェアは,入力画面,表示画
面,操作用のボタン表示,プルダウンメニュー等が配置されたデザインとなってい
ます。このようなソフトウェアの画面デザインが真似された場合,保護されるので
しょうか。
Q127 ■おもちゃの自動車
 玩具メーカーとして,スーパーカーのデザインをそっくりそのままおもちゃにして
販売しようと思います。これは,おもちゃの自動車のデザインとして保護されるので
しょうか。また,自動車メーカーとの関係で問題は生じますか。
Q128 ■現代美術とレディ・メイド
⑴ 現代美術におけるレディ・メイド作品とはどういうものですか。著作権法等で保
護されるのでしょうか
⑵ 廃棄された公衆電話ボックスを入手し,その中に水を一杯貯め金魚を泳がせ,受
話器から泡を出すという作品は,法律上保護されるでしょうか。
  
キーワード索引(第挟)
判例索引(第挟)(日本のみ)

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