■解説

遺産分割を中心として，いわゆる家事事件として家庭裁判所の裁量的判断にゆだねられている相続法の実際を学者と裁判官の共同作業により解説。さらに，相続法の進むべき方向をも指し示す。非嫡出子の相続分に関する７．６大法廷決定を収録する最新で最も詳細なコンメンタール。［注解法律学全集１９］

■書籍内容

主要目次

序論
第５編　相続
第１章　総則
第２章　相続人
第３章　相続の効力
　第１節　総則
　第２節　相続分
　第３節　遺産の分割
第４章　相続の承認及び放棄
　第１節　総則
　第２節　承認
　　第１款　単純承認
　　第２款　限定承認
　第３節　放棄
第５章　財産の分離
第６章　相続人の不存在
第７章　遺言
　第１節　総則
　第２節　遺言の方式
　　第１款　普通の方式
　　第２款　特別の方式
　第３節　遺言の効力
　第４節　遺言の執行
　第５節　遺言の取消
第８章　遺留分

附則
事項索引
判例索引