現代立憲主義と司法権 (佐藤幸治先生還暦記念)
- 編・著者米沢広一/松井茂記/土井真一 刊行代表
- 判型A5
- ページ数690
- 税込価格13,200円(本体価格:12,000円)
- 発行年月1998年07月
- ISBN978-4-417-01144-6 (4-417-01144-3)
- 在庫
品切れ
■解説
佐藤幸治先生の還暦を祝い、薫陶をうけた研究者16名渾身の論文を献呈する。「立憲主義と司法権」をめぐる諸問題を鋭く論考した憲法研究の最高水準を示す論集。阪本昌成/大石 真/松井茂記/土井真一/竹中 勲/木下智史/初宿正典/高井裕之/藤井樹也/長岡 徹/米沢広一/横田守弘/高橋正俊/吉田栄司/木南 敦/市川正人(執筆順)
■書籍内容
主要目次
■自由主義憲法学の課題
■自由の理念と憲法思想
■プロセス的司法審査理論 再論
■司法審査の民主主義的正当性と「憲法」の観念(手続的司法審査理論の憲法的地平)
■憲法学とパターナリズム・自己加害阻止原理
■私人間における人権保障と裁判所・再考(私人間効力論を越えて)
■基本法の人権条項の規範性(第1条2項の成立過程と連邦憲法裁判所の判例を中心に)
■憲法と医事法との関係についての覚書
■定年制と憲法
■宗教に対する便宜供与(マコネル教授の所説に関するノート)
■公立学校における生徒の信教の自由(アメリカ教育法研究(2))
■国家の教育任務と「個人」(十字架判決に対する一つの批判を素材にして)
■日本国民の観念
■国会議員の免責と非免責(ライアビリティーとアカウンタビリティー、レスポンシビリ
ティーの区別)
■合衆国の司法権の意義について
■憲法訴訟の当事者適格・再論