
民事証拠法大系 第3巻 各論I 人 証
- 編・著者編集代表 門口正人
- 判型A5
- ページ数336
- 税込価格3,630円(本体価格:3,300円)
- 発行年月2003年03月
- ISBN978-4-417-01332-7 (4-417-01332-2)
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■解説
民事裁判における「証拠」及び「証拠調べ手続」について,実務に蓄積された成果を〔全5巻〕に体系化し,今後のプラクティスのあり方を展望する。シリーズ第1回配本となる本巻は,各論分野の第1分冊として人証に関する論点を取り扱う。[民事証拠法大系3]
■書籍内容
主要目次
1 証人義務
〔1〕 証人義務の性質,内容等
〔2〕 不出頭に対する過料,罰金及び勾引
〔3〕 出頭確保のための実務上の工夫
〔4〕 宣誓義務,宣誓の方法等
2 公務員の尋問
〔1〕 現行法191条の改正の経緯
〔2〕 「職務上の秘密」の意義
〔3〕 承認の要件
〔4〕 「職務上の秘密」ないしは「公共の利益を害し,又は公務の遂行に著しい支障を
生ずるおそれがある場合」に該当するか否かの判断権者
〔5〕 承認を得る手続
3 証言拒絶権
〔1〕 はじめに
〔2〕 民訴法改正による改正点
〔3〕 証言拒絶権の趣旨等
〔4〕 196条の証言拒絶権について
〔5〕 医師その他の守秘義務を負う者の証言拒絶権
〔6〕 技術又は職業の秘密についての証言拒絶権
〔7〕 証人尋問手続の運用と証言拒絶権
〔8〕 おわりに
4 証人尋問の手続
〔1〕 証人尋問の申出,採否及び呼出し
〔2〕 尋問の主体,順序
〔3〕 尋問の規制
〔4〕 証人尋問の工夫等
5 当事者尋問
〔1〕 当事者尋問の意義及びその証拠上の位置付け
〔2〕 出頭・宣誓・供述義務等についての証人との異同
6 人証の特別な取調べ方法
〔1〕 書面尋問
〔2〕 テレビ会議の方法による尋問
〔3〕 少額訴訟における電話会議の方法による証人尋問
7 受命裁判官・受託裁判官による人証の取調べ
〔1〕 口頭弁論及び審理方式に関する原則
〔2〕 証拠調べの原則
〔3〕 裁判所外における証拠調べ
〔4〕 受命裁判官又は受託裁判官による証拠調べ
〔5〕 大規模訴訟における特則
8 人証の取調べの充実・合理化
〔1〕 争点中心主義の審理
〔2〕 陳述書の活用
〔3〕 尋問の方法の工夫
9 集中証拠調べ
〔1〕 はじめに
〔2〕 事前準備
〔3〕 尋問期日の運営
〔4〕 集中証拠調べの実施の実情──弁護士実務の実情を踏まえて
10 人証取調べの結果の記録
〔1〕 証人等調書の作成──供述の記録化の方法
〔2〕 要領調書
〔3〕 逐語的調書
〔4〕 調書の省略と調書の記載に代わる録音テープ等への記録
索 引
判例索引
事項索引