
民事証拠法大系 第4巻 各論II 書 証
- 編・著者編集代表 門口正人
- 判型A5
- ページ数300
- 税込価格3,410円(本体価格:3,100円)
- 発行年月2003年06月
- ISBN978-4-417-01333-4 (4-417-01333-0)
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■解説
民事裁判における「証拠」及び「証拠調べ手続」について,実務に蓄積された成果を〔全5巻〕に体系化し,今後のプラクティスのあり方を展望する。シリーズ第2回配本となる本巻は,各論分野の第2分冊として書証に関する論点を取り扱う。[民事証拠法大系4]
■書籍内容
主要目次
1 書証の意義と形式的証拠力
〔1〕 書証の意義及び種類
1 書証の2つの意義について
2 文書の意義について
3 検証物としての文書との違いについて
〔2〕 文書の種類
1 公文書・私文書
2 処分証書・報告証書
3 原本・正本・謄本・抄本
〔3〕 書証の形式的証拠力
1 文書の成立の真正の意義
2 文書の成立についての相手方の認否
3 文書の成立についての自白の拘束力
4 文書の成立の推定
5 文書の作成者の認定
2 書証の申出と取調べ
〔1〕 書証の申出
1 文書の写し等
2 写しの提出
3 写しの提出時期
4 訳文の添付
5 反訳文書による書証の申出
6 準文書への準用
7 説明書面の提出
〔2〕 証拠説明書
1 意義及び機能
2 記載内容
3 提出時期
4 提出義務
5 写真等の証拠説明書
〔3〕 文書送付の嘱託
1 文書送付の嘱託の性質
2 文書送付の嘱託の手続
3 文書送付の嘱託に対する拒絶
4 記録の顕出と裁判記録送付の嘱託
〔4〕 文書提出命令
1 総 論
2 引用文書の提出義務
3 引渡請求権又は閲覧請求権のある文書の提出義務
4 利益文書・法律関係文書
5 提出命令の一般義務化
6 申立ての方法
7 申立てについての審理
8 許否の裁判と不服申立て
9 不服従の場合等の効果
10 知的財産権訴訟と文書提出命令
〔5〕 文書の証拠調べ
1 取調べの方法
2 文書の留置
3 原本の提出・送付の命令
4 書証の撤回
5 書証の制限
6 証拠力の評
7 弁論準備手続における文書の取調べ
8 書面による準備手続における書証の処理
〔6〕 準 文 書
1 意義,準文書概念の拡大
2 準文書の取調べ
索 引
判例索引
事項索引