■解説

●行政争訟に造詣の深い裁判官・弁護士が，実務的・理論的に重要な論点につき見解を示し，
問題解決への糸口を提供

●好評の旧版の内容に，改正行訴法の論点を加え，最新の裁判例・学説を織り込み，
さらに学者による重要論点の分析を通じた実務家へ向けてのコラムを掲載。


■編集者
藤山雅行（横浜地裁家裁川崎支部長判事)/村田斉志（名古屋高裁判事)

■執筆者
櫻井敬子（学習院大学法学部教授）/ 川神　裕（東京地裁判事）/ 廣澤　諭（水戸地裁日立支部判事）/ 加藤　聡（東京地裁判事）/ 橋詰　均（札幌地裁判事）/ 村田斉志（名古屋高裁判事）/ 斎藤　誠 (東京大学大学院法学政治学研究科教授)/ 江口とし子（横浜地裁判事）/ 深見敏正（横浜地裁判事）/ 立野みすず（旭川地裁判事補）/ 日暮直子（東京地裁判事）/ 中川丈久(神戸大学大学院法学研究科教授 / 増田　稔（名古屋地裁判事）/ 鎌野真敬（東京地裁判事）/
藤山雅行(横浜地裁家裁川崎支部長判事) / 松　晴子（東京地裁判事）/ 田中健治（大阪地裁判事）/ 内野俊夫（東京地裁判事）/ 高木　光(京都大学大学院法学研究科教授）/ 橋本博之(慶應義塾大学法科大学院教授) / 徳地　淳（大阪地裁判事）/ 鶴岡稔彦（横浜地裁判事）/ 福田千恵子（名古屋地裁判事）/ 森　英明（内閣法制局参事官）/ 谷口　豊（名古屋地裁判事）/ 長屋文裕（弁護士）/ 野下智之（法務総合研究所総括研究官）/ 北澤晶（公証人）/ 村田一広（釧路地裁家裁帯広支部判事) / 出口尚明（中央大学法科大学院　教授・弁護士）/ 齊木敏文（東京地裁判事）/ 新谷祐子（横浜地裁判事）/ 武田美和子（東京地裁判事）/ 林　俊之（最高裁調査官）/ 古閑裕二（横浜地裁判事）/ 清水知恵子（静岡地裁判事）/ 森鍵　一（福岡高裁那覇支部判事）/ 馬渡香津子（東京地裁判事）/ 山本隆司（東京大学大学院法学政治学研究科教授）/ 喜多村勝（弁護士）/ 関口剛弘（仙台地裁判事）/ 石井忠雄（法務省人権擁護局長）
〔執筆順・肩書は平成24年１月31日現在〕


■目次

I　行政法の一般原則
　コラム１　行政上の一般原則と裁判例について
II　行政主体ないし行政組織
　コラム２　行政主体間の紛争と行政訴訟
III　行政作用
　コラム３ 処分性を巡る最高裁判例の最近の展開について
IV　行政手続
V　行政訴訟
　コラム４　原告適格の考慮事項と実体判断について
　コラム５　行政裁量の統制について
VI　公物営造物
VII　情報公開・個人情報の保護
VIII　住民訴訟
IX　国家賠償
　コラム６ 私人の行為による国家賠償を巡る諸問題

判例索引



ISBN978-4-417-01552-9

■書籍内容